- 2007年5月23日 22:44
- 妖怪
もともと俺は妖怪好き(素人)なんですが、最近考えてることの一つが、
現代に至っても怪異の目撃譚などは多い。
なのに中世のような異形の化け物の目撃譚が無いのは何故だろう。
ということなのです。
時代に即して変わってる、といえばそれまでだけど、
それにしても少しはあってもいいのではないかと。
湯本豪一さんの日本幻獣図説を読んでて思ったんだけど、
明治期までは新聞に載る程、目撃例はあったようで。
それが今に至っては、怪談の本に出てくるのは人間や動物の幽霊ばかり。
そう、幽霊主体になったわけです。
それはやはり、「出てもおかしくない」からだろうか。
いるかもしれない、という人間の心が投影されているからなんでしょうか。
あるいはそれは人間の想像力が減退した証なのかもしれない。
怪異は、人間の心の闇から生み出される。
つまり、人間の心の範疇に無い怪異には遭遇しにくいわけで、
現代の人間の心の中に天狗や河童や印旛沼の化け物やアマビコはいないため、
そういう目撃譚はないんだろうな。
しかし、現代にそうした「化け物」らしい「化け物」がいなくなったかというと、
これがまたそうではないらしいんです。
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